【Windows10/WSL Ubuntu】ARMのGCCコンパイル環境を構築する

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以前の記事で、Windows10のWSLでUbuntuが使えるようにした。そこで、ARM用のGCCコンパイラをインストールして使えるようにしたので備忘録を残す。

【Windows10】WSL(Windows Subsystem for Linux)でUbuntuを使う
Windwos10 バージョン1709(Windows10 Fall Creators Update)からは、WSL(Windows Subsystem for Linux)が正式に利用できるようになった。 これは、Windows上でUbu...

WSLとはいえ基本的にはUbuntuなので、「GNU ARM Embedded Toolchain」のツールチェーンを、Ubuntu 16.04にインストールした時の要領と同じ。

【Ubuntu 16.04 LTS Server】ARMのGCCコンパイル環境を構築する
ラズベリーパイでベアメタルなソフト開発をしていきたいと思って、ARM用のコンパイル環境をインストールする。 そこで「GNU ARM Embedded Toolchain」のツールチェーンを、Ubuntu 16.04にインストールして使ってみ...

追記(2018/05/15)

Ubuntu 18.04」では、本記事のインストールでは動かないので、下記記事の手順で行う。

【Windows10/WSL Ubuntu 18.04】ARMのGCCコンパイル環境を構築する
以前の記事で、Windows10のWSLで「Ubuntu 18.04」が使えるようにした。そこで、ARM用のGCCコンパイラをインストールして使えるようにしたので備忘録を残す。 ARMツールチェーンのインストール 「gcc-arm-none...

ARMツールチェーンのインストール

$ sudo add-apt-repository ppa:team-gcc-arm-embedded/ppa
(ENTRYを入力し進める)
$ sudo apt update
$ sudo apt install gcc-arm-embedded

インストール完了したら、下記コマンドでコンパイラ実行できるか確認。

$ arm-none-eabi-gcc --version
arm-none-eabi-gcc (GNU Tools for Arm Embedded Processors 7-2017-q4-major) 7.2.1 20170904 (release) [ARM/embedded-7-branch revision 255204]
Copyright (C) 2017 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions.  There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

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makeコマンドをインストール

「build-essential」パッケージをインストールしてなければ、makeコマンドが使えるように下記記事を参考にインストール。

【Windows10/WSL Ubuntu】gcc, make などの開発ツールをインストールして使う
以前の記事で、Windows10のWSLでUbuntuが使えるようにした。そこで、gccやmakeコマンドの開発ツールを使えるようにしたので備忘録を残す。 WSLとはいえ基本的にはUbuntuなので、以前、Ubuntu 16.04 LTS ...

補足

  • Newlibライブラリーも含まれている。

参考

  1. GNU ARM Embedded Toolchain
【Windows10/WSL Ubuntu, Ubuntu 18.04】Emacs25を使う
以前の記事で、Windows10のWSLでUbuntuが使えるようにした。そこで、Emacsエディターも動くようにしたので備忘録を残す。 WSLとはいえ基本的にはUbuntuなので、以前、Ubuntu 16.04 LTS Serverで「E...

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