Ubuntu 18.04 LTS が、2018年4月26日(日本時間27日)にリリースされた。
そこで、新規に「Ubuntu 18.04 LTS Server」をインストールしたので備忘録を残す。
インストール媒体の入手
下記URLから、インストーラのISOファイルを入手してDVDなどに書き込む。
インストール
上記で作成したインストールディスクを、DVDドライブにセットしてコンピュータを再起動。
1)起動すると以下の言語選択画面が表示される。日本語はないようなので英語で進める。English
でRetキーを押す。
2)続いてキーボードの選択で「Jpanese
」を選択する。(項目の移動はTABキー)
3)続いて「Install Ubuntu」を選択し進める。
4)ネットワーク設定画面となり、DHCP接続のままでよければそのまま進める。もし、固定IPにしたければ、次項で説明するように設定。
5)あとは、デフォルトで進めていき、下記画面でよければ「Continue」を選択し進める。
6)続いてユーザ情報を入力し「Done
」で進める。
7)インストールが終了すると画面が表示される。[Reboot Now] を選択してシステムを再起動。
固定IPにする場合の設定
「Ubuntu 18.04 LTS Server」では、インストール時に固定IPに設定する事ができる。DHCPで運用する場合は関係ないので読み飛ばす。
下記画面で、TABキーでインタフェース名の所に移動し Enterキー を押す。
下記画面のなるので、「Use a stain IPv4 Configuration」を選択し進める。
下記のように固定IP情報を入力し「Save」を押して進める。
下記の画面に戻るので,「Done」を押して進める。
あとは、前項で説明の 5)以降 に従う。
インストール後のネットワーク設定ファイル
固定IPに設定後の、ネットワーク設定ファイルの内容は下記となっていた。
$ cat /etc/netplan/50-cloud-init.yaml
# This file is generated from information provided by
# the datasource. Changes to it will not persist across an instance.
# To disable cloud-init's network configuration capabilities, write a file
# /etc/cloud/cloud.cfg.d/99-disable-network-config.cfg with the following:
# network: {config: disabled}
network:
ethernets:
ens33:
addresses:
- 192.168.1.208/24
gateway4: 192.168.1.1
nameservers:
addresses:
- 192.168.1.1
search: []
optional: true
version: 2
- IPv6は自動設定をすると、下記の行が追加されている。
dhcp6: true
起動画面
再起動すると、ログインプロンプトが表示されるので、インストール時に設定したユーザ名とパスワードを入力。
ログインすると下記の様な画面が表示。
私の環境では、インストール作業開始して起動完了するまでの時間は5〜10分程度でした。
パッケージの更新
下記コマンドで念の為、パッケージ更新をしておく。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
- 時々、上記のコマンドを実行してOSを最新の状態にする。
CapsLockとControlキーを入れ替える
私は、Ctrlキーを多用するのでキー配置を変更する。下記記事参照。
補足
- PHPは、PHP7.2になっている。
- Emacsは、Emacs25が標準aptパッケージからインストールできる。
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