【Ubuntu 20.04/18.04 LTS Server】日本語環境にする(日本語ロケールとタイムゾーンの変更)

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前の記事で「Ubuntu 18.04 LTS Server」をインストールした。

【Ubuntu 18.04 LTS Server】インストールする
Ubuntu 18.04 LTS が、2018年4月26日(日本時間27日)にリリースされた。 そこで、新規に「Ubuntu 18.04 LTS Server」をインストールしたので備忘録を残す。 インストール媒体の入手 下記URLから、イ...

続いて、日本語表示するようにしたので備忘録を残す。

2020/07/12追記

「Ubuntu 20.04 LTS Server」でも同様に設定できる事を確認した。

【Ubuntu 20.04 LTS Server】新規にインストールする
Ubuntu 20.04 LTS が、2020年4月24日にリリースされた。 先日の記事では Ubuntu 18.04 LTS Server からのアップグレードだったが、新規に「Ubuntu 20.04 LTS Server」をインストー...

日本語関連パッケージのインストール

$ sudo apt install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc

システムの文字セットを日本語に変更

$ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"

一度ログアウトして、再度ログインする。

$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8

上記で日本語環境になっているのを確認して、何かコマンドを実行してみる。

$ date

相変わらず、サーバパソコン本体のコンソールからでは日本語表示はダメみたいで、これでは不便なので下記記事の処置をする。

【Ubuntu 16.04 LTS Server】日本語表示が文字化けする対応
前の記事で、Ubuntu 16.04 LTS Serverを、日本語を選択してインストールしたのだが、「◆◆◆・・・・」などの文字が表示された^^;。 Ubuntuサーバの日本語対応は「他のパソコンからリモートでサーバーに接続したとき、ロケ...

.bashrc の設定

そこで、下記を ~/.bashrc に追記することで対処する。これで、サーバパソコンでは英語表示でサーバ以外のパソコンからログインすると日本語表示される。

case $TERM in
linux) LANG=C ;;
*)     LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
esac
  • /etc/skel/.bashrc にも上記設定を追加しておく。
  • ログイン時に「0 個のパッケージがアップデート可能です」などのメッセージが表示されてるが、何故か上記設定をしてもこのメッセージだけは文字化けする。

manコマンドの日本語化

下記コマンドで日本語マニュアルをインストール。

$ sudo apt install manpages-ja manpages-ja-dev

manコマンドを実行し日本語表示するか確認。

$ man ls

タイムゾーンを設定する

$ date
2018年  5月  4日 金曜日 11:40:07 UTC

初期状態では、タイムゾーンが「UTC」となっていて、日本標準時になっていないので下記コマンドを実行し変更。

$ sudo dpkg-reconfigure tzdata

下記画面になるので「Asia」を選択。
尚、先に日本語パッケージを入れている場合は、以下の画面は日本語表示される。

画像01

続いて「Tokyo」を選択し<了解>。

画像02

dateコマンドを実行し「JST]となってるのを確認。

$ date
2018年  5月  4日 金曜日 20:40:38 JST

補足

  • 英語ロケールに戻したい場合は、下記コマンドを実行。
    $ sudo update-locale LANG=en_US.UTF-8

参考

  1. 日本語環境にする
  2. UbuntuのCUI (コンソール画面) で日本語表示の文字化け対策。

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