YAMAHAルータ「RTX1210」のconfig設定ファイルをバックアップするため、SFTPコマンドを使って取得する方法について備忘録を残す。
以前の記事で、TFTPを使う手順を紹介したが、SFTPの方がセキュリティ的に安心できる。
【macOS】TFTPコマンドでRTX1200のconfig設定ファイルを取得する
YAMAHAルータ「RTX1200」のconfig設定ファイルをバックアップするため、macOSのターミナルから、TFTPコマンドを使って取得する方法について備忘録を残す。 準備 ルータRTX1200に、TFTPコマンドを受け付けるように有...
準備
ルータ(RTX1210)のGUI設定からsftpを有効にしユーザにアクセス権を与えておく。
sftpは、sshで暗号化された通信路を使って安全にファイルを送受信するプロトコル。
sftpコマンドでの取得手順
sftpコマンドは、macOS又はmsys2ターミナルなどから利用できる。ターミナルからルータに接続し、下記コマンドでconfig.txt
に取得。
ユーザ名 user
の例で説明。パスワードはユーザパスワードでなく、管理者パスワードを入力する事で、systemフォルダへのアクセスができる。
$ sftp user@192.168.100.1
user@192.168.100.1's password: <管理者パスワード>
sftp> get system/config config.txt
Fetching /system/config to config.txt
/system/config 100% 38KB 356.8KB/s 00:00
sftp> quit
configを書き込む手順
ルータに書き込む場合は下記コマンドで行う。
sftp> put config.txt system/config1
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