以前の記事で、Dokuwiki 2020-07-29 “Hogfather” で、「markdowku Plugin」を入れていると表示できなくなると報告した。
「markdowku Plugin」の正式バージョンアップを待っていたのだが、なかなかリリースされないようなので、GitHubの”rc2″ブランチに公開されているバージョンを使って動かしたので備忘録を残す。
2022/08/11追記
DokuWiki 2022-07-31 “Igor” では、正式にリリースされている最新版の「markdowku Plugin」で、動作できた。
準備
1)markdowku Plugin アンインストール
従来バージョンの markdowku Plugin が動いていると、Dokuwiki 2020-07-29 “Hogfather” に更新した時点で動かなくなるのでアンインストール。
Dokuwikiの管理メニュー、拡張機能管理からアンインストールする。
又は、dokuwikiフォルダ下、lib/plugins/markdowku/
フォルダ を削除する。
2)Dokuwiki 2020-07-29 “Hogfather” に更新
私は、「DokuWiki Upgrade Plugin」を使っているので、管理メニューの「Wikiのアップグレード」から更新。
[続行]を押して更新を進める。3)その他の対応
「Indexmenu Plugin」を利用している場合も注意が必要で、一部非対応となっている(2020/11/15現在)。管理画面から defer_js
フラグをオフにする。(チェックを外す)
「markdowku Plugin」をインストール
GitHubに公開されているrc2
ブランチのバージョンを、直接サーバのフォルダにインストール。
markdowku の取得
dokuwikiフォルダ下の、lib/plugins/
フォルダに移動して、gitコマンドを実行して取得する。
$ sudo -u www-data git clone https://github.com/Medieninformatik-Regensburg/dokuwiki-plugin-markdowku/ markdowku
$ cd markdowku/
$ sudo -u www-data git checkout -b rc2 origin/rc2
- 私の環境では、フォルダが
www-data
所有となっているので、www-data
ユーザでインストールする。
Webサーバを再起動
以下コマンドで、Apacheサーバを再起動。
$ sudo service apache2 restart
これで、無事に動いた。
正式に「markdowku Plugin」がアップデートされたら切り換えようと思う。
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