【Ubuntu 16.04 LTS Server】GitLabでGitサーバを構築する

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gitliteをGitサーバとして使ってきたが、GitLabもaptで簡単にインストール出来るようになってるようで、Ubuntu 16.04 LTS Server にインストールして試す。

<追記 2018/05/04>

Ubuntu 18.04 LTS Server にアップグレードしても動作する事を確認。

【Ubuntu 18.04 LTS Server】Ubuntu 16.04 LTS Server からアップグレード
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【Ubuntu 18.04 LTS Server】GitLabでGitサーバを構築する
前の記事で「Ubuntu 18.04 LTS Server」をインストールした。 そこで、Gitサーバとしてオープンソースソフトウェアの「GitLab-CE」をインストールしたので備忘録を残す。 GitLabのインストール 下記URLの手順...

GitLabのインストール

下記URLの手順に従ってインストールする。
https://about.gitlab.com/installation/#ubuntu?version=ce

1)必要なパッケージのインストール

$ sudo apt install curl openssh-server ca-certificates postfix

postfixの設定では、「ローカルのみ」を選択し進める。

2)GitLabパッケージのインストール

$ curl -sS https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.deb.sh | sudo bash
$ sudo apt install gitlab-ce

3)URLの設定/確認

GitLab の基本設定は/etc/gitlab/gitlab.rbで行う。デフォルトのままでよければ次へ進む。

$ sudo nano /etc/gitlab/gitlab.rb

GitLab の Web インターフェイスや Git リポジトリへアクセスするときに使う URL を、設定ファイルの最初にあるexternal_url に指定する

external_url 'http://hoge-server'

デフォルトでは80ポートを使うが、もしポート変更する場合は、下記のように:を付けて指定する。

external_url 'http://hote-server:8081'

【注意】
8080ポートはGitLabが「http-proxy」で使うようで、それ以外のポートを使う事。 私は最初、8080ポートで試して504エラーが出て悩んだ。

タイムゾーンの設定

gitlab_rails['time_zone'] = 'Asia/Tokyo'

4)コンフィグレーション

$ sudo gitlab-ctl reconfigure

※設定ファイル/etc/gitlab/gitlab.rbを変更した時にも、上記コマンドを実行して設定を反映させる。

GitLabサーバの名前解決

クライアントパソコンから、GitLabサーバに exnternal_url の名前でアクセスできるように、DNSサーバやクライアントパソコンの hosts に登録しておく。特にGitLabのメール送信機能を使う場合は、確認メールのリンクからアクセスが必要なので必須。
私はクライアントパソコンのhostsファイルに下記登録。

192.168.1.12    hoge-server

(windowsパソコンの場合)
C:¥Windows¥System32¥drivres¥etc¥hosts ファイル

(Mac OSXパソコンの場合)
/private/etc/hosts ファイル

管理画面の表示

Webブラウザから、GitLabサーバにhttpアクセスすると管理画面が表示される
http://hoge-server/

初回起動したら、rootユーザのパスワードを聞かれるので、パスワードを入力する。
続いて、ユーザ名: root, 先ほどのパスワードで Sing in すると管理画面が表示される。

GitLabサービスの動作確認

$ sudo gitlab-ctl status

サービスの再起動は

$ sudo gitlab-ctl restart

更新アップデート

GitLabはけっこう頻繁にアップデートメンテナンスされている。なので、時々、下記コマンドを実行して更新しておくと安心。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

補足

  • gitユーザが作られホームディレクトリは/var/opt/gitlabに設定される。 既にgitユーザがあれば、そのホームディレクトリに設定変更される。

所感

GitLabは、ubuntu 16.04 LTS serverをインストールした素の状態から、上記のaptでインストールするだけで構築できた。GitoLiteでGitサーバを構築するよりも驚くほど簡単に出来る。お薦めである。

参照記事

【GitLab】メール送信機能を使う
前回の記事で、GitLabサーバを構築したが、メール送信機能を使えるように設定する。 私は、プロバイダーは@niftyを使っているので @niftyのsmtpサーバ経由でメール送信するように設定。 /etc/gitlab/gitlab.rb...

参考

  1. Git – GitLab
  2. GitHub クローンな GitLab をインストールする
  3. GitLabのユーザー権限・グループ権限 | urashita.com
  4. GitLab でサーバーサイドフックを記述する際には、 custom_hooks ディレクトリにスクリプトを置く。 – Qiita
  5. GitLab にカスタムフックを設定する
  6. Macでhostsファイルを変更・反映 – Qiita
  7. GitHubクローン「GitLab」を日本語化して使う方法 – Qiita
  8. omnibus-gitlabでtimezoneをAsia/Tokyoにする | orca8の備忘録
  9. 【linux】ユーザーのパスワードを無効にする、空にする at softelメモ

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