ソフトウェアのビルドに欠かせないmakeですが、便利な反面機能も豊富。
私が読んだ中でお薦めなのが、オライリー「GNU Make 第3版」の本。この本は持ってはいるのですが、分厚い本なので持ち運びも大変で電子版が出たら買いたいと思っていたら、ナント!! オライリージャパンのWebサイトで無料で公開されてるではないですか\(^O^)/
目次の各章のところが、PDFのリンク先になっていて章単位で分割されている。ライセンスはGNU Free Documentation Licenseとの事で、一つに結合したPDFファイルをGitHubに公開しました。よかったら活用ください(下記URL)
GitHub - jr4qpv/GNU_Make_3rd_jp: The GNU Make 3rd edition PDF of Japanese.
The GNU Make 3rd edition PDF of Japanese. Contribute to jr4qpv/GNU_Make_3rd_jp development by creating an account on Git...
GNU make はほんと素晴らしいソフトです。今までBorlandのmakeは使ってはいたのですが、なので前方から順番に記述いう概念がありました。ですが、このGNU makeは実行時に変数を評価するという機能で、後方やインクルードされる別のファイルに変数定義を書いても有効になります。最初は戸惑いましたが、便利な機能です。
(書籍カバー後面の説明文引用)
makeは、Unixのプログラム開発や各種ソフトウェアのインストールに必須の基本ツールです。本書ではmakeの概念、基本操作、ルールの文法、変数とマクロ、大規模プロジェクトで利用する方法、Windows環境での注意など、基礎からテクニックまでを詳しく解説しています。makeの入門書として初心者に役に立つのはもちろんのこと、makeのリファレンスとして、中、上級者にとっても非常に有益な一冊です。
もちろん、誌面が良い方は、書籍をどうぞ。
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