【T-Kernel】Raspberry Pi と Renesas RZ/T1 用の T-Kernel「rtk_kernel」をGitHubに公開

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以前の記事で紹介した、Raspberry Pi用にポーティングしたT-Kernel(rpi_t-kernel)の構成を見直し、RTOS(T-Kernel)部分のみを分離した「rtk_kernel」をGitHubに公開した。

概要

T-Kernelとは、組み込み機器では多く使われているITRONの後継OSで、リファレンスソースを公開する事で強い標準化を狙ったマルチタスク・リアルタイムOS。

以前、Raspberry Pi用に公開してた「rpi_t-kernel」の構成を見直し、RTOS(T-Kernel)部分のみを分離し独立させ保守性を向上。更に、ルネサスのRZ/T1マイコン用のコードも同梱。

本プロジェクトを直接修正して利用する事もできるが、アプリプロジェクト内にGitサブモジュール機能でサブディレクトリとして登録して使う事を想定。

T-Kernelに一緒にリンクして動かすサンプルアプリは同梱して動くようにしてある(T2EXの簡易シェル)。 又、別プロジェクトで動かすサンプルアプリも公開していく予定。

Gitリポジトリ

GitHubの下記URL。

jr4qpv/rtk_kernel
TRON Forum T-Kernel for Raspberry Pi and Renesas RZ/T1 - jr4qpv/rtk_kernel

サポートサイト

下記の姉妹サイトURLで、ビルド手順や実行方法などの技術情報を逐次提供してくので、詳細はそちらをご覧ください。

rtk_kernel [新石器Wiki]

対応機種

1)Raspberry Pi 対応機種

TYPE_RPIは、コンパイル時にRasperry Piの機種を区別しているmake変数。

モデル TYPE_RPI 備考
Pi Zero 1
Pi 1 Model B+ 1 動作未確認
Pi 2 Model B 2 シングルコア動作
Pi 3 Model B 3 32bit,シングルコア動作

2)Renesas RZ/T1 対応機種

TYPE_RZTは、コンパイル時にRZ/T1の機種を区別しているmake変数。

モデル TYPE_RZT 備考
Renesas Starter Kit+ for RZ/T1 0
1 予約

起動画面

Raspberry-Pi 2で起動した時の画面はこんな感じ。

画像01

オープニングメッセージが表示されT-Kernel起動。この例では、外部アプリの実行コードが認識できないので、サンプルアプリ(簡易シェル)の入力待ちとなっている。

補足

  • 以前の「rpi_t-kernel」は凍結して、今後はこの「rtk_kernel」に移行し更新していきます。

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参考

  1. T-Engine – Wikipedia
  2. トロンフォーラム

来歴

  • 2019/09/28 r0.60公開開始
  • 2020/01/07 プロジェクト名を「yt-kernel」から「rtk_kernel」に変更

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