新石器Wiki

近年はシリコン(石)から進化した便利なもので溢れる時代。そんな気になった事や試した事など記す。

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develop:rtk_kernel:rtk_kernel-rzt1:build:build-e2studio:e2studio-project-setup


90.e2studioプロジェクトのセットアップ手順

rtk_kernelのリポジトリには、e2studioプロジェクト情報も含んでおり定義済みであるが、新しくプロジェクトを作成する時の為に手順を残す。

プロジェクトの作成

T-Monitor(ROM版)を例に、e2studioプロジェクトの作成手順について説明。

1)新規プロジェクト作成

ファイル > 新規 > Makefile Project with Existing Code を実行し下記項目を設定し終了

  • プロジェクト名:「rtk_kernel
  • 既存のコード場所:「C:\work\tk-optsys\TK\rtk_kernel
  • インデクサー設定に対するtoolchain:「GCC ARM Embedded」

2)構成を定義

下記のビルド構成を定義していく。

プロジェクト > ビルド構成 > 管理… から [新規…] を開く。構成に適当な名前をつけて(rzt1_monitor_debug)、アクティブにする。
プロジェクト・エクスプローラから右クリックのプロパティーを開く。

構成名 ビルド・ロケーション
rzt1_monitor_debug ${workspace_loc:/rtk_kernel/tkernel_source/monitor/tmmain/build/app_rzt1.debug}
  • C/C++ビルド > ビルダー設定 > ビルド・ロケーション でビルド・ディレクトリを指定
  • ビルド・ディレクトリーは関連記事[3.]を参照。右リンク→T-Monitorのコンパイル

3)環境変数を定義

C/C++ビルド > 環境 を設定

  1. BD」変数 ${ProjDirPath}/tkernel_source を追加
  2. GNU_BD」変数 ${TCINSTALL} を追加
  3. MSYSTEM」変数 MINGW64 を追加
  4. PATH」変数の先頭に C:\msys64\mingw64\bin;C:\msys64\usr\bin;1) を追加

4)Toolchainを設定

C/C++ビルド > 設定 を設定

下記のように「Custum」に設定変更しないとビルドできない時がある。(何故かこれが必要だった???)

デバッグの設定

画面左側のプロジェクト・エクスプローラ中の、バイナリオブジェクトファイル名を右クリック。
デバッグ > デバッグの構成 で 「Renessas GDB Hardware Debugging」を選択し押す。

ROM実行では、デバッグ開始時にリセット実行が必要!!

RZ/T1ではシリアルフラッシュROMからブートもできるが、ブートロードするにはリセット信号が必要。(RZ/T1のハードウェアマニュアル3.5参照)

「デバッガ構成」の設定で、Debuggerタブ > Connection Setting > 接続 で
[実行前にリセット]を「はい」にしておく必要がある。

  • RAMデバックの場合はリセットは不要だが、J-LinkデバッガがRAM領域にアクセスできるようにしておく必要がある。(特にD-RAMとかはバスコントローラなど初期化が必要)

ツールチェーンのバージョン切り替え

複数の「GCC ARM Embedded」バージョンがインストールされている時は、下記の要領でコンパイルに使われるバージョンを選択する。

[ヘルプ(H)] > [Renesasツールチェーンの追加] の画面で、使用するバージョンをチェックしてOKする。

  • チェックがついている最新バージョンが使われる模様。
  • T-Monitor/T-KernelをコンパイルするにはV5.4.1以降のバージョンを使う事。

関連記事

1)
32bit版のmsys2を使ってる場合は C:\msys32\... を指定
develop/rtk_kernel/rtk_kernel-rzt1/build/build-e2studio/e2studio-project-setup.txt · 最終更新: 2020/01/07 14:38 by yoko