programing:cpp_builder:cpp_builder-bpl-dll-exe_link
目次
実行時ライブラリ(.bpl/.dll)をEXEに含めてリンクする
C++Builderで作成したプログラムファイルを実行した時に、C++Builderがインストールされていないパソコンでは以下のような「*.bpl
がない」などのエラーが出る。
必要な実行時ライブラリファイルも一緒に配布してもよいのだが、実行EXEファイルに実行時ライブラリ(*.bpl
や*.dll
)を一緒にリンクする方法で対応したので備忘録を残す。
プロジェクト設定の変更
プロジェクトの右クリックメニューから「オプション」を選択して、以下の設定を変更。
1)「C++リンカ」→「動的RTLとリンク」のチェックを外して「false」に設定
2)「パッケージ」→「実行時パッケージ」→「実行時パッケージを使ってリンク」のチェックを外して「false」に設定
3)再ビルド
EXEファイルのサイズはかなり大きくなるが、EXE単体でも実行OKとなった。
補足
- 私のプロジェクトでは、以下の実行時ファイルがないとエラーが出てた。
rtl260.bpl
,vcl260.bpl
,vclx260.bpl
,BORLANDMM.dll
Debug
とRelase
ビルドで設定が分けれるので、Release
ビルドのみ上記設定にしておくとよい。
参考
programing/cpp_builder/cpp_builder-bpl-dll-exe_link.txt · 最終更新: 2020/02/05 10:33 by yoko