C:\msys32\... を指定rtk_kernelのリポジトリには、e2studioプロジェクト情報も含んでおり定義済みであるが、新しくプロジェクトを作成する時の為に手順を残す。
T-Monitor(ROM版)を例に、e2studioプロジェクトの作成手順について説明。
ファイル > 新規 > Makefile Project with Existing Code を実行し下記項目を設定し終了
rtk_kernel」C:\work\tk-optsys\TK\rtk_kernel」下記のビルド構成を定義していく。
プロジェクト > ビルド構成 > 管理… から [新規…] を開く。構成に適当な名前をつけて(rzt1_monitor_debug)、アクティブにする。
プロジェクト・エクスプローラから右クリックのプロパティーを開く。
| 構成名 | ビルド・ロケーション |
|---|---|
rzt1_monitor_debug | ${workspace_loc:/rtk_kernel/tkernel_source/monitor/tmmain/build/app_rzt1.debug} |
C/C++ビルド > 環境 を設定
BD」変数 ${ProjDirPath}/tkernel_source を追加GNU_BD」変数 ${TCINSTALL} を追加MSYSTEM」変数 MINGW64 を追加
画面左側のプロジェクト・エクスプローラ中の、バイナリオブジェクトファイル名を右クリック。
デバッグ > デバッグの構成 で 「Renessas GDB Hardware Debugging」を選択し押す。
RZ/T1ではシリアルフラッシュROMからブートもできるが、ブートロードするにはリセット信号が必要。(RZ/T1のハードウェアマニュアル3.5参照)
「デバッガ構成」の設定で、Debuggerタブ > Connection Setting > 接続 で
[実行前にリセット]を「はい」にしておく必要がある。
複数の「GCC ARM Embedded」バージョンがインストールされている時は、下記の要領でコンパイルに使われるバージョンを選択する。
[ヘルプ(H)] > [Renesasツールチェーンの追加] の画面で、使用するバージョンをチェックしてOKする。
C:\msys32\... を指定