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sockaddr_in構造体

Linuxのソケットインタフェースでは、接続先のIPアドレスやポート番号の情報を保持するために,sockaddr_in構造体が 用意されている。各ソケットは,bindシステムコールによって sockaddr_in構造体のデータと関連づけられる.

sockaddr_in構造体の定義

/usr/include/netinet/in.h
struct in_addr {
   u_int32_t s_addr;
};
 
struct sockaddr_in {
   u_char  sin_len;    (このメンバは古いOSでは存在しない)
   u_char  sin_family;    (アドレスファミリ.AF_INETなど指定)
   u_short sin_port;    (ポート番号)
   struct  in_addr sin_addr;    (IPアドレス)
   char    sin_zero[8];    (無視してもよい.「詰め物」のようなもの)
};

ポート番号やIPアドレスはネットワークバイトオーダー (big endian) になっていないといけない。このため,整数をネットワークバイトオーダーに変換する htons, htonl 関数を用いる。

参考