sockaddr_in構造体 ================= Linuxのソケットインタフェースでは、接続先のIPアドレスやポート番号の情報を保持するために,`sockaddr_in`構造体が 用意されている。各ソケットは,bindシステムコールによって `sockaddr_in`構造体のデータと関連づけられる. sockaddr_in構造体の定義 ---------------------- struct in_addr { u_int32_t s_addr; }; struct sockaddr_in { u_char sin_len; (このメンバは古いOSでは存在しない) u_char sin_family; (アドレスファミリ.AF_INETなど指定) u_short sin_port; (ポート番号) struct in_addr sin_addr; (IPアドレス) char sin_zero[8]; (無視してもよい.「詰め物」のようなもの) }; ポート番号やIPアドレスはネットワークバイトオーダー (big endian) になっていないといけない。このため,整数をネットワークバイトオーダーに変換する `htons`, `htonl` 関数を用いる。 参考 ---- 1.