06. CWTW-Proの電鍵を接続した送信練習機能 ==================================== CWTW-Proでは、実際に電鍵キーを COMポート(RS-232C)に接続した送信打鍵練習ができる。電鍵を接続しない場合は、キーボードの [SHIFT] や [CTRL] キーで代用できる。 COMポートの準備 ------------- デスクトップパソコンなどでCOMポートが装備されていれば、そのコネクタを利用する。ノートパソコンなどではCOMポートが装備されていないものは、USB-シリアル変換ケーブルを利用する。 私が試したUSB-シリアル変換ケーブルは、iBUFFALOの「[BSUSRC0610BS](https://www.buffalo.jp/product/detail/bsusrc0610bs.html)」を使った。下記記事でも紹介。 「[[myblog>2019/12/02/windows10-ftdi-serial/|【Windows10】FTDIチップ搭載のUSBシリアル通信を使う]]」 {{:develop:cwtw-pro:usb-serial-cable-01.png?500|}} この変換ケーブルには、FTDI製チップが使われているらしく、広く使われているICなので、Windows10では標準で使える。 変換ケーブルをパソコンに接続して、COMポート番号を確認する。 {{:develop:cwtw-pro:win10-ftdi-serial-05.png?500|}} `COM3` に割り当てられた。 電鍵との接続ケーブルを作成 ---------------------- 電鍵は、縦振キー/エレキーのどちらでも利用できる。 9ピンのD-SUBコネクタ(雌側)を入手し下記の配線をする。 ### 縦振キー 4ピン(DTR)と6ピン(DSR)に電線をハンダ付けして、その2本の線に電鍵を接続する。 ### エレキー 4ピン(DTR)を共通端子に、6ピン(DSR)を短点端子に、8ピン(CTS)を長点端子に電線をハンダ付けして、その3本の線に電鍵を接続する。 【ケーブル製作例】 {{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-rs232c-cable-01.png?500|}} CWTW-Proで送信練習 ----------------- CWTW-Proの環境設定で、前記で確認したCOMポート番号と、使用する電鍵の種類を設定しておく。 {{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-send-01.png?400|}} CWTW-Proを起動し、練習モードで [送信] を選んで [スタート] する。 {{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-send-02.png?500|}} 電鍵の打鍵パターンをCWTW-Proが自動認識して、画面に文字を表示する。打鍵した文字の確認練習ができる。 {{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-cw-key-01.png?500|}} 参考 ---- 1. [[http://www.inv.co.jp/~ike/240-333.html|PARIS速度等]] 2. {{http://www.cans.zaq.ne.jp/fuarx104/cw_qso/begin_text.pdf|平成30年 第32回 初級CW QSO 教室 テキスト - 京都CW愛好会}} {{tag>cwtw-pro}}