02. CWTW-Proのビルド手順
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準備
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### ビルドツールのインストール
ビルドは、無料で使える「C++Builder Community Edition」統合開発環境を利用。尚、筆者が動作確認したバージョンは 10.3.3。  
インストール方法などは「[[devtool/ide/cpp_builder-rad_studio/start]]」記事参照。

### CWTW-Proソースコードの取得
GitHubから、CWTW-Proのソース一式を取得。  
取得手順は「[[develop/cwtw-pro/cwtw-pro-get-project|リポジトリ一式を取得]]」記事を参照。


プロジェクトを開く
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{{:devtool:ide:cpp_builder-rad_studio:rad-studio-00.png|}}

C++Builderを起動し、取得したフォルダ内のC++Builderプロジェクトファイル「`CWTW-Pro.cbproj`」を開いて、ビルド実行する。

１）[ファイル] > [プロジェクトを開く...]  
{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-01.png?400|}}

２）`CWTW-Pro.cbproj`ファイルを選択して [開く]  
{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-02.png?400|}}

３）プロジェクトが開く  
{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-03.png?600|}}

コンパイル実行
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右側のプロジェクトウィンドウの `CWTW-Pro.exe` の右クリックメニューから [メイク] を押す。

{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-05.png?400|}}

暫くするとコンパイル完了する。

### プログラム実行
メニューバーの 三角マーク▶ を 押してプログラム実行する。

{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-10.png?400|}}

１）デバッガを使った実行  
{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-11.png|}}

２）デバッガを使わないで実行  
{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-12.png?|}}

#### 実行画面

{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-13.png?800|}}

### 実行ファイルの生成先
コンパイル後の実行EXEファイルは、プロジェクト内の `ExeFiles\` フォルダ下に出力するようにプロジェクト設定してある。

{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-20.png?500|}}

`CWTW-Pro.exe` がコンパイル結果の実行EXEファイル。

リリース用の実行ファイル生成
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上記のコンパイルでは、`Debug`用ビルドなので最適化など抑えたコンパイルが実行される。`Release`用ビルドを選択してコンパイル実行する。

尚、`Release`モードでビルドすると、必要な[[programing/cpp_builder/cpp_builder-bpl-dll-exe_link|実行時ライブラリ]]も一緒にリンクするプロジェクト設定にしてあるので、C++BuilderをインストールしていないパソコンでもEXEファイルのみで実行できるファイルを生成する。

１）ビルド構成で `Release` を選択  
{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-25.png?400|}}

２）クリーンアップを実行後メイクを実行  
{{:develop:cwtw-pro:cwtw-pro-build-26.png?400|}}

プロジェクト内の `ExeFiles\`フォルダに、リリース用の 実行EXEファイル（`CWTW-Pro.exe`）が生成される。

{{tag>cwtw-pro}}